化粧品の消費期限

食品の賞味期限は気にしない人(私は気にしますが)も中にはいるかもしれませんが、さすがに消費期限の方は守って、それまでに食べると思います。消費期限が設けられているものには生ものが多いので危険だから食べないでくださいね。
食品同様にあなたは化粧品の消費期限を気にしたことはありますか。体の中に取り込む食品と同様に、肌に直接つける化粧品も体への影響は気にかかるものだと思います。
特に化粧水や美容液、クレンジングやシャンプーなど、直接素肌につけるもの、細胞に効くものは、その効能よりも、鮮度にこだわることが大事なのかもしれません。
食品であっても、最高級な品で体によいとされる食材より、いつでも手に入る”地元”の”旬”の野菜をしっかり食べている方が、体調が整うという場合もありますよね。化粧品も同じことが言えると思います。

あまり意識せずに、使い切ったときが使い終わり…と思っていると、実は消費期限を過ぎていることがあります。
去年の日焼け止めや、いつももらったか忘れてしまったサンプルなどを意識せずに使っているものがあったりしませんか? ご存知だと思いますが、市販の化粧品には必ず消費期限が記載されています。逆に記載されていないものには手を出さない方が安全でしょう。手作りのものだと、3ヶ月ぐらいが目安にすると良いでしょう。

よく、新品・未開封の製品が安く販売されていることがありますよね。
通常の価格では手が出なかった商品を試すのにはうってつけ。しかし、その保存状態が気になるところですよね。商品管理は大丈夫なのかと。
化粧品や薬など、しっかりとふたを閉めていても、しばらく使わないと容器のふちで固まっていることもあります。
これはただ乾燥してしまっただけではなく、空気に触れることで酸化して、成分が変化してしまっているので完全密閉ではないことを意味します。
したがって、未開封のものでも、長期間保存しているだけで自然に劣化は進みます。 以前は消費期限を気に掛けることが少なかった私ですが、配合されている成分の効果を実感するためにも、その化粧品が作られてからあまり日数が経っていない段階で使い切ってしまうことが重要だと今は強く思います。

ただ、商品によって期限は様々です。もちろん保存料が入っていないものほど、極力早く使い切るのが理想です。
一般的には、未開封の場合、基礎化粧品で半年から1年ぐらい、メイクアップ化粧品で2年から3年ぐらいに設定してあるものが多いようです。
防腐剤や保存料が無添加のものは劣化しやすいため、3ヶ月ぐらいに設定されているので注意しましょう。

古くなってしまった化粧品は、効果がないばかりか、肌トラブルの引き金になってしまうこともありますので要注意です。
本当は良い商品なのに、古かったが為に効果が出ないなんて、自分のためにも商品のためにも勿体無い話です。
鮮度と同じく、保存状態も成分に影響を与えてしまうので、注意しなければなりません。例えば、直射日光の強い場所や湿気の多い場所などは、とても良い保存環境とは言えませんので、過酷な環境にならない場所での保管を心掛け、消費期限内に使い切ってしまいましょう。

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